FOR SCHOOL
学校様向け事業
はじめに 〜開発チームの想い
日本テレビでは、映像制作力を活かして、次世代育成の一助となれることはないか具体的な検討を重ねてきました。「みんなのドラマ」は、慶應義塾大学大学院システムデザイン研究科の前野隆司委員長・教授をはじめ、ポジティブ心理学、コーチング、キャリアコンサルタント等の理論を取り入れ、教育者を含む社外の協力メンバーとともに特別チームを組成して、数年かけて開発しました。
「世界の果てまでイッテQ!」「ザ!鉄腕!DASH!」「世界一受けたい授業」に代表される日本テレビの番組は、多様な人が集まったチームで制作されています。タレント・放送作家・カメラマン・プロデューサーにディレクター・AD・ヘアメイク・大道具・CGデザイナー…。年齢、経歴、職種、所属会社はもちろん、立場や専門性が異なる人たちが、<より良い番組を創る>という共通の目的に向かって、知識や経験、アイディアを出し合って協働しています。日本テレビの番組制作現場でスタッフが学ぶことは自分で考え意見を発信すること、他者の意見を受け止めること、チームの目的のために自分が努力し他者と力を合わせ、一人では出せない成果を実現することです。
我々、開発チームの願いは、「自分らしく、社会を生き抜く」子供が育つことです。
そのためには、「個」の自立が不可欠だと考えています。自立した「個」は、主体的に考え行動し、周囲との対話によってよりよい考えを導き、仲間への信頼と尊敬をベースに、共に活動することが出来ます。これは、どんなに社会が変化しても、どこにいても、必要とされる普遍的な力ではないでしょうか。
我々は、「みんなのドラマ」を通して、次世代をつくる子供たちが、自らの中にある力を発露させ、自立した「個」として成長することを願っています。